Muv-Luv Truth Episode










「そういや、こんな部屋だったっけ……」

「う……、あ、あんまりジロジロ見ないでよ? わたしだって女の子なんだからね」

「お? なんだこのヒモ?」

「うわああああ! タケルちゃん死ねッ!」

「ぐふぉッ!?」


 どうやら元の世界から持ってこれたのは記憶だけだったようで、武は純夏の攻撃にあっさりと意識を奪われて昏倒した。

 南無。





「――いってぇ。なんでいきなり倒れないといけないんだよ、まったく」

「た、タケルちゃんが悪いんじゃん!」

「ぐっ……」


 さすがに鍛え抜かれた身体でなくても、純夏のパンチを何度も食らってきた身体だけあって、意識はすぐに戻った。

 その折、どうやら自分が発見したヒモは女性が上半身における特定の部位を保護するためのものであったことに思い至った武は、さすがに反省した。

 鈍い鈍いと言われた武であっても、それがかなり女性にとってけしからんことであるかはわかるつもりである。

 つもり、というところがあくまで武らしいところだが。

 とりあえず意識を取り戻した武は、ベッドにもたれるように座り込んで一応の話す態勢は整えていた。


「ま、まあいいや。とりあえず、話すとしようか」

「うん」


 武が切り出すと、純夏もさすがに姿勢を正して聴く態勢をとる。


「言っておくが、これははっきり言ってまともな話じゃない。妄想だと言われても仕方がないものだからな。だけど、これは少なくとも俺にとっては体験したことなんだ。最初にそれを断わっておくぞ」

「うん。大丈夫だよ。わたしにはタケルちゃんが嘘いってるかどうかはすぐにわかるからね」


 そういえばそうだったな、と武は思い起こす。

 武の嘘は純夏にはいっつも通用しないのだ。小学生のころはまだ通じていたが、中学になるともうまったくだった。

 あの時は幼なじみってもんはやりづらいと思ったものだが……。

 こと今になってはそれは都合がいい。

 純夏なら、絶対に自分の言うことを信じてくれるという確信があった。


「……なら、話すぞ。始まりは今から数カ月後。俺は、いつも通りに眠りに就き、気がつけばある場所の2001年10月22日に目を覚ましていた」

「え? それって……今日じゃない?」

「まあな。そこら辺はこれから話すよ。それじゃあ、聞いてくれ――」





 2001年10月22日。

 自室で目を覚ました武は、制服に着替え、外に出た。

 そうして目の前に広がっていたのは見渡す限りの廃墟。自分の家もぼろぼろになっており、隣の家には巨大な人型ロボットが崩れおちていた。

 自分の現状に困惑しながらも武は学校へと向かう。しかし、丘の上に学校に似た建物はあったが、それは白陵柊ではなかった。国連軍太平洋方面第11軍横浜基地。それがその場所の名前だった。

 わけもわからず不審者として捕らわれた武は、営巣に入れられていた。しかし、そこに意外な人物が現れる。それは、武にとってはよく見知った顔。白陵柊で物理を教える教師――香月夕呼だった。





「香月先生が?」

「そうだ。夕呼先生はその基地の副司令を務めていた。俺は先生の興味を引いたみたいで、先生は俺を営巣から出して色々と俺に教えてくれた。
 その世界はBETAと呼ばれる地球外起源生物に侵略を受けていて、いま現在の地球の人口は10億人にまで減っていることとかな……」

「え!?」

「続けるぞ」





 夕呼に便宜を図ってもらった武は、夕呼に協力する代わりに自身の生活も保障してもらった。それが国連軍の訓練兵部隊への編入である。BETAがいるために徴兵制が生きているその世界では、武が生きていくためにも訓練兵となることは必須だったのだ。

 訓練兵部隊――第207訓練小隊に編入された武は驚愕した。そこには自分がよく知る人物たちがいたのである。神宮司まりもが教官としており、訓練兵として御剣冥夜、榊千鶴、綾峰慧、珠瀬壬姫、鎧衣美琴。尊人が女になっていること以外には変わらない元の世界での友人たちの姿がそこにあった。





「みつるぎめいや?」

「そうだよ。……今日、転校してくるんだ」

「そうなんだ」






 純夏がいない。

 そのことに武は一時期寂しく思ったが、すぐにこんな世界に純夏がいなくてよかったと考え直した。

 武は元の世界では運動などほとんどしていなかったこともあって、彼女たちに迷惑をかけてばかりいた。夕呼からの紹介ということで『特別』だと思われていたから、それはなおさらだった。

 とはいえ、なんとか総戦技演習にもパスして、207隊はようやく衛士訓練課程を消化した。

 それによって、戦術歩行戦闘機、いわゆる戦術機を操る衛士本来の教習課程へと入っていくことになる。

 武は最初、衛士適性検査で歴代トップの成績を叩きだした。なぜなら、その戦術機の操縦などが元の世界のゲームであるバルジャーノンにそっくりだったからだ。

 207隊の皆は、だから武は『特別』だったのかと納得したほどだった。

 そんな中、武は夕呼とその部下だと思われる少女――社霞とともに夕呼の研究の手伝いをしていた。もっとも、武にとっては色々話を聞かれたりしただけで手伝っているという実感はなかったのだが。

 佐渡島からのBETA侵攻、HSSTの落下などの事件もあったが、武もこの世界になじみ始めて二か月。

 そんな生活も、唐突に終わりを迎えた。





「12月24日のクリスマス――。基地司令から俺たちに告げられたんだ。『オルタネイティヴ計画は第五段階に移行した。この基地はオルタネイティヴ4を研究・実施する基地だった』ってな」

「オルタネイティヴ計画っていうのは?」

「ここでいう『オルタネイティヴ5』は、地球は放棄して選ばれた十万の人間だけを乗せて地球の外に逃がす、っていう計画のことだ。
 残った連中は地球にあるBETAの巣――ハイヴを核兵器やG弾って呼ばれる新型爆弾で攻撃するって計画だ。もともと、核やG弾は地球や人体への影響を考えて使われてなかったからな」

「そ、そんな……。じゃあ、オルタネイティヴ4は?」

「……俺も、それを聞きに夕呼先生に会いに行ったよ」





 武が夕呼の執務室に入ると、夕呼は酒を飲んでろれつも回らないほどに酔っぱらっていた。いつも他人に隙を見せない天才である夕呼のそんな姿に、武は驚愕し、衝撃を受けた。

 それでも、たとえ酔っていても最高機密であるオルタネイティヴ4の根幹部分だけは話すことがなかったのは、さすがは夕呼といったところだっただろうか。

 選ばれた十万の人間。武は、幼い霞には生き残ってほしかった。だから、武は霞がいつもいる部屋に向かった。淡く輝くシリンダーの中にヒトの脳髄が浮かんでいる、あの何のためにあるのかよくわからない部屋に。

 そうして霞を説得しようとしたのだが、霞は決して聞き入れてくれなかった。





「『タケルちゃんにはわからない!』……そう言って、そのシリンダーにしがみ付いて離れなかったよ」

「そ、その霞ちゃんはタケルちゃんのことを『タケルちゃん』って呼んでたの?」

「いや、白銀さんだったよ」

「じ、じゃあどうして……」

「………………そうして、俺たちは地球に残って正式に衛士となった。そして俺はその地で戦って死んでいく、はずだったんだ」

「はずだった?」

「……気がつけば、俺はまた2001年10月22日に戻っていた」

「え!?」





 再び自室で目を覚ました武は、今までのことは夢だったのかと涙を流しながら思った。

 しかし、それも外の光景を見たことで一変する。

 外の柊町はやはり廃墟となっていたのだ。

 そのことで武は自覚する。自分が未来から帰ってきたことを。

 そしてあんな未来にはさせないという決意を持つ。地球は捨てさせない。人類を救いたい。そのためには、オルタネイティヴ5を阻止する必要がある。つまり、オルタネイティヴ4の成功こそが必要だと武は考えた。

 そうして再び武は横浜基地に向かう。香月夕呼に会いに行くために。





「オルタネイティヴ4の機密に抵触することや、俺の身の上を話したんだ。先生は「あり得ないことじゃない」って言って、また俺に便宜を図ってくれた。そうして、俺は再び207訓練小隊に編入したんだ」

「………………」

「その時の俺は記憶もあったし、身体も鍛えたままだったから、今度は優秀な奴として受け入れられたよ。そして、そこでも俺たちは総戦技演習をパスした」





 そうして戦術機教程に武たちが入ると、武はふとあることを思いついた。それは戦術機の機動に関することだ。自分の機動が特殊でありながらも優秀であることを武は知っている。それを万人にさせるための新OSの開発を思いついたのだ。

 それは何とか夕呼に聞き入れられ、製作される運びとなった。

 HSST落下の阻止や、佐渡島からのBETA侵攻に対する対策など、これで武は多くの出来事に干渉することとなった。

 確実に変わっていく未来に、自分の記憶が当てにならなくなってきている不安も感じながらも、武は確かな実感を感じていた。

 何としても、自分が人類を救うんだ、地球を守るんだ、と武は必死だった。

 そのとき、武に予想だにしない出来事が降りかかる。





「俺が未来を変えたせいで、起こらなかったはずの事件が起きたんだ。それが、日本でのクーデター『12.5事件』だった。クーデターによって将軍をないがしろにしているとして逆賊とされた日本首相――委員長の父親は、殺された」

「え!?」

「それに、そのクーデターの主犯は綾峰の知り合いでもあった。それにたまの父親は国連事務次官。冥夜は将軍家に縁があるみたいだったし……隊の雰囲気は悪くなっていった」

「………………」





 武たち207隊もついにクーデター鎮圧に駆り出され、武たちは帝都から離れた箱根に配置された。しかし、そこに日本の象徴ともいえる将軍である煌武院悠陽殿下が侍従と情報省に所属する鎧衣課長とともに現れたのだ。

 急遽武たちはアメリカ軍と協力して殿下を横浜基地まで護衛する任務を任される。武の機体へと保護された悠陽から、冥夜とは双子の姉妹であるという事実を知る。

 悠陽が機体の動きに疲弊した時。トリアゾラムを投与しろと言われた武は躊躇した。弛緩剤と睡眠剤の要素を持つそれを使えば、睡眠状態での嘔吐で窒息死する危険もあった。

 武は人類と地球のためなら、少数の犠牲は仕方がないと考えていた。

 だというのに、いざ自分の手で殿下を殺してしまうかもしれないと考えたら、躊躇ってしまった。

 武は、自分のことが分からなくなってしまった。





「けどさ、殿下が言ってくれたんだ」

『すべての者たちの望みを満たす道が常にそなたの前にあるとは限りません』
『道を指し示そうとする者は、背負うべき責務の重さから……目を背けてはならないのです』
『そして、自らの手を汚すことを厭うてはならないのです』

「それで、俺の考えはただの甘えでしかなかったんだって気がついたんだ。俺は、『あの世界』の人間じゃなかったから、自分が立つ土台――『立脚点』が見定められてなかったんだよ」

「タケルちゃん……」

「皆にはそれがあった。日本のために戦う、とか。愛する人のために戦う、とかな。……けど、俺にはそれがない。家族もいないし、純夏もいなかった。日本だって俺が知ってる日本とは全然違ってる。……結局、その大義名分に頼らなきゃ、俺は立っていられなかったんだよ」





 しかし、それを自覚したからこそ武は説得を試みる殿下の身代わりを申し出た冥夜の護衛を引き受けたのだ。迷いながらも、自分がやらないといけないと思えたから。

 クーデターは説得こそ最終的に失敗になったものの、主犯の狭霧大尉を討ったことから徐々に鎮圧。殿下も無事送り届けることに成功した。

 この事件は、207隊にとって大きな意味を持つ出来事となった。

 そして、この事件がきっかけとなり、特殊な立場にあった207隊は晴れて任官。少尉となり、正式な衛士となった。





「……実はさ、俺何度か『元の世界』に帰ってきてたんだ」

「えぇ!?」

「夕呼先生が進めている研究の理論、『元の世界』の先生は既に完成させていたんだ。だから、それを取りに行くために俺は専用の装置を使ってこっちの先生に頼んだんだ。『あっちの世界』を救うためにお願いしますってな」

「そうなんだ……」

「それで、このクーデターが終わったころには、その理論の回収も終わってた。それで、この次は俺が発案した新OSのテストとなる大規模な模擬テストが行われたんだ……」





 まだ訓練兵だった武が発案したOSでありながら、国連軍の衛士たちは武のことを認め、口々に称えた。

 それは武にとっては嬉しいことだった。これで、戦場で散る衛士の命が大幅に減る。俺はやったんだ。そんな興奮と達成感が武を満たしていた。

 そんな時だった。

 突如、BETAが演習地を強襲してきたのは。

 武はBETAの姿を見ると、周りが見えなくなって効きもしない模擬戦用のペイント弾を錯乱しながら撃ちまくった。機動で攻撃をかわしながら応戦するも、しばらくするとやられてしまった。

 武は恐怖した。死ぬことが怖かった。ここで終わってしまうことがどうしようもなく怖かった。

 結果として助けられた武は命を永らえたが、武の自尊心はボロボロになっていた。

 調子に乗って、何も分かっていなかった。自分の力を過信していた。情けなく騒いで、錯乱してペイント弾なんかでBETAに挑んで。

 しかし、そんなふうに打ちひしがれる武に、かつては上官だったまりもが優しく声をかけてくれた。

 自分の失敗談や衛士としての心構え、そしてまりも自身の考えを聞くうちに、武にも自信が戻ってきた。

 照れ臭い思いをしながら、まりもにお礼を言おうと武は振り返った。

 そして――、





「……頭から小型のBETAに食べられているまりもちゃんを見たんだ」

「え……」

「そのBETAは撃ち洩らしだったみたいだけど、すぐに殲滅された。けど……まりもちゃんは、死んだんだ。俺のせいで……」

「タケルちゃん……」





 錯乱し、精神崩壊の危険もあった武はすぐに催眠剤や自白剤といった多くの薬によって処置された。

 意識もままならぬまま自白剤によって武は全てを話した。そうして武は解放されたが、薬漬けとなったおかげでまりもの死に涙を流すことが出来ないことは武の心を蝕んだ。

 部屋に戻り、わざわざ武の身を案じてくれた仲間にもひどい対応をしてしまった。

 武は、もう限界だった。

 新OSを作ったし、覚えている記憶とももう違っている。理論だって回収したから、もうオルタネイティヴ4は成功するはずだ。

 そう考えた武は、元の世界に帰ることを決意した。逃げだということは重々承知だった。それでも、もう武には耐えられなかったのだ。





「そうして、俺は元の世界に逃げた。……けど、結局俺はその世界には馴染めなかった。戦争を経験してきた俺は、そっちの甘い認識や現実感に苛々することだってあった。……でもさ、学校でまりもちゃんに会った時。泣いたんだ」

「………………」

「教室だぜ? なのに、周りの目もはばからずに大泣きしたんだ。まりもちゃんが生きていることが嬉しくて、俺のせいで死んでしまった神宮司教官のことを考えると悲しくて悔しくて……。ようやく、俺は泣けたんだ」

「たけるちゃん……」

 純夏は辛そうに話す武の手をギュッと握った。

「ありがとう純夏……。けどさ、俺は逃げられなかったんだよ」

「え?」

「俺のせいで、その世界のまりもちゃんも死んだんだ」





 白銀武は因果導体になっている――。

 それが原因だった。

 まりもが死ぬという因果を『あっちの世界』から持ち込んだ武のせいで、そっちの世界のまりもも同じように死んだ。頭をぐちゃぐちゃに潰されて死ぬ、という死に方で。

 夕呼にも責められ、武も自分を責めた。けれど、まだどこかで武は認識が甘かったのだ。

 それは、次に武の身に起こった出来事で自覚することとなる。





「俺に関する記憶が流れ出ていることがわかったんだ」

「ど、どういうこと?」

「俺に長く接した奴の記憶が、俺という存在を通して『あっちの世界』に流れていたんだ。俺はパイプみたいなもので、『あっちの世界』の底と『こっちの世界』の上にあるパイプ。俺に関する情報、という基準で俺に関する因果を軽いものから順に吸い上げていることがわかったんだ」

「そ、そんな……」

「はじめに、冥夜が忘れた」





 昨日したばかりの約束を忘れ、しつこく武が訊くと、ついには武自身のことすら分からなくなってしまった。夕呼に相談するも、解決策はないという。

 武はこれは罰なのだと思った。あの世界を見捨て、逃げだし、まりもを殺した自分の。

 しかし、ただひとつだけ。これだけは、と譲れない想いがあった。

 純夏にだけは、忘れてほしくない――。

 だから、純夏を遠ざけようとした。だというのに、純夏は武に追いすがり、必死に離れていかないでと訴えた。武もそんな純夏についに折れ、自分の身に降りかかった事実を話す。

 それでも、純夏は忘れないと断言した。離れないで、と懇願した。

 武は嬉しかった。そんなにも自分を想ってくれることが。そして愛おしかった。そう断言してくれる純夏が。

 純夏だけは、俺のことを覚えていてくれる――。

 武は安心して泣いた。純夏も泣き、二人して泣いてからキスをして別れた。

 その時、武は決意した。街を出よう。純夏が覚えていてくれるのなら、俺はどこにいても生きていけるから、と。





「……けど、次の日学校に行ったら純夏は俺を忘れていたよ」

「え……」

「『白銀くん』って呼ばれたんだ。今でも、あれほどショックだったことはなかったな……」

「そんな……」

「しかも、『あっちの世界』の因果の影響で純夏は事故に遭い、ほとんど脳だけで生きている状態になった。そうまでなって、俺は……自殺を決意した」

「た……ける、ちゃん……」

「けど、夕呼先生に捕まって、諦めたんだ。自殺は迷惑がかかる、あたしが消してあげるわって言われてな。俺は安心して、ついていったよ」

 純夏が握る手の力が強くなった。武はそれに気づかぬように話し続ける。





 しかし、そこで知らされたのは因果導体である武が負う責任だった。武があちらで因果導体となった原因を突き止めて排除すれば、武が関係した事実は消え去り、当然人が死んだという事実もなくなりすべては元に戻る、と。

 そして、最悪50億人が死ぬことになるだろう、ということも。

 武はそれでついに覚悟を決めた。もう一度『あっちの世界』に戻り、今度こそすべてに決着をつけることを。

 そうして夕呼の協力のもと、武は『あっちの世界』に戻った。

 すべてに決着をつけ、自分のけじめをつけるために。





「『あっちの世界』に戻った俺は、また夕呼先生のところで働くことになった。そして、オルタネイティヴ4の要となる先生の研究によって完成した量子電導脳……それを搭載した『00ユニット』に会うことになったんだ」

「“会う”って……? 人だったの?」

「………………」

「タケルちゃん……?」

「00ユニットは、その世界の純夏だったんだ」

「え!?」
























―――To Be Continued